今からやっておきたい食器の断捨離!後悔しない捨て方のコツとは

年齢を重ねると、大掃除の際に物の処分を考える人は多いですよね。

掃除のついでに目につくものはすぐに処分できますが、意外と溜まっているのに気づかないのが食器。

よく見たら食器棚がパンパンという人も少なくないのではないでしょうか。

頂き物や一目ぼれして買ってしまった・・というものもあり、食器の処分は意外と難しいもの。

また、食器の素材は様々なものがあり、処分の仕方にもルールがあります。

処分の仕方を間違うと、後悔してしまったり、場合によってはほかの人の迷惑になる場合があります。

そこでこちらの記事では、増えてしまった食器の捨て方のコツや、後悔しないための考え方をご紹介していきます。

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目次

処分する前に確認しておきたいこと

片づけを始めようと、いきなり食器を処分するのはやめましょう。

何も考えずに食器を処分してしまうのはあまり意味がありません。

やみくもに処分をしてしまい、必要な食器が足りなくなり、後で買い足していった結果、また食器が増えてしまうというリバウンドを繰り返してしまう人も少なくありません。

また勢いに任せて大切な食器を処分してしまい、後悔してしまう人もいます。

ものを処分した後も生活は続いていきます。

後悔やリバウンドを防ぐためにも、処分の前に次の3点を確認してみてください。

生活に必要な食器の数

断捨離後の生活で、どれくらい食器が必要か考えてみましょう。

食器の数は生活スタイルや家族の数によって変わってきます。

遠方に住む子どもたちの帰省など、ある程度の食器がないと困る場面がある場合などを想定して残す食器の数を考えましょう。

調理は自宅であまりせず、外食中心というのであれば、ほとんど食器がいらないかもしれません。

単純にものを処分するというのではなく、その後の生活の仕方を考えるようにしましょう。

別の用途に使えるかどうか

完全に壊れてしまっている食器ではなく、まだ使える食器を処分するのはなかなか勇気がいることです。

勢いに任せて処分してしまう人もいますが、少なからず後悔してしまう人もいます。

断捨離は生活を整えるためにする行為なのに、後悔するのはとても残念なことですよね。

食器としては使う予定はないけれど、別の使い道がないか考えてみましょう。

例えば、古いけど割れていなコップなどは、お花を飾ってみるのもいいですよね。

小さい子どものおもちゃとして、割れない木製やプラスチックの食器を使っている人もいます。

ものの使い道を変えるのも、生活の見直しにつながりますよ。

思い出の食器の処分に迷う場合

結婚のときに母親から譲り受けた食器など、思い入れがあってなかなか捨てられないというものもありますよね。

断捨離だからと思い出のものを後先考えずに処分してしまうのも考え物です。

ものを捨てても思い出は残りますが、後悔につながっては元も子もありません。

食器はごみとして出すだけでなく、リサイクルショップやフリマサイトに出品したり、寄付をするという方法もあります。

思い入れがあり、まだまだ十分使える食器は、例えば一人暮らしを始める子どもに譲るというのも素敵ですよね。

また、一部だけを手元に残すというのもいいでしょう。

例えば5つのセットでもらったお茶碗は、自分で使う1つだけを手元に残し、残り4客は処分するという方法もあります。

これなら思い入れのものを手元に残しつつ、スペースも圧迫せずに済みますね。

処分=捨てるだけではありません。

手元から離す方法はいろいろあります。

自分にとって最適な処分の方法を探してみましょう。

寄付やリサイクルショップに出品する場合の注意事項

近年はフリマアプリなど、身の回りにあるものを手軽に出品することができるようになりました。

しかし、売りに出す前に必ず確認しなければいけないポイントがあります。

リサイクルショップなどでは、出品の条件として未使用品であることがあげられることが多いです。

また箱に入った状態で、フルセットがそろっているという条件もある場合があるので注意しましょう。

また、寄付する場合も未使用品が条件の場合が多いです。

昨今、感染対策の意味でも未使用品が必須である場合が多いので注意しましょう。

中古品はフリマアプリで出品可能な場合も多いですが、できるだけきれいにして、中古品ということがよくわかるように表示することが大事です。

落とせない汚れや傷は、ごまかしたりせずわかりやすく提示をしましょう。

出品後のトラブルにならないよう、新品を出品する以上に気を配る必要があります。

寄付や売買いずれにしても、自分はものを手放すことになりますが、その先には別の人が引き続きその食器を使い続ける可能性があります。

いつまでも気持ちよく使ってもらえるように、自分が譲り受けた側の立場になったらどう感じるかを常に考えながら、手放すことを考えるようにしましょう。

食器の捨て方のコツ

では実際の処分について考えてみましょう。

素材の確認

食器を処分するにあたって、必ずその素材を確認しましょう。

食器の処分の仕方は、自治体によって違います。

素材によっては、通常のごみとして処分できない場合もあります。

ゴミの処分のルールも時代とともに変わってきています。

間違った方法で処分してしまうと、ほかの人の手を大いに煩わせることもあります。

処分方法のルールもありますので、あわせて確認しておきましょう。

最後まできれいに

どうせ処分するからと言って、汚れもそのままにしていませんか?

処分するからこそ、できるだけきれいな状態にしましょう。

処分後も人の手が入ります。

処分がスムーズにできるよう、できるだけ汚れは落としておきましょう。

何より、汚れたまま処分するより、きれいな状態で処分したほうが気持ちがいいですよね。

素材別食器の捨て方

それでは、素材別の捨て方を具体的に見ていきましょう。

陶器・ガラス

食器の素材として一般的な陶器やガラスですが、不燃ごみとして取り扱う自治体が多いようです。

ガラスはリサイクル素材とされている場合もあるので、確認してください。

割れると粉々になって危ないので、紙やビニール袋などにまとめて処分するよう指示されていることが多いようです。

紙に包んで処分する場合は、何が入っているかわかるように「割れ物」などと目立つように書いて処分してください。

木製

自治体によりますが、木製は燃えるゴミの分類に入る場合があるようです。

そのまま処分しても問題ない場合もありますが、割れている場合は危ないので、紙に包んでごみとして出すのがいいでしょう。

中には自宅の庭で焼却したり、趣味のキャンプの薪の代わりに木製品を焼く人もいますが、塗料など燃えたときに有害物質が発生する場合があるので、素材に使われているものをよく確認するようにしましょう。

金属製

金属製は自治体によって分類が変わりますが、不燃ごみとされる場合が多いようです。

ナイフなどの刃物はそのままごみとして出すのは危険ですので、新聞紙などにくるんで出すようにしましょう。

溶接やねじなどでつながれているものもあるので、部品をなくしたり、溶接面でけがをしないように注意してください。

また、大きさによっては粗大ごみとして扱われる場合もあります。

粗大ごみの場合はルールが変わってきますので、必ず確認するようにしましょう。

プラスチック

こちらも自治体によって分類が違い、燃えるゴミの場合もあればリサイクルの場合もあります。

一口にプラスチックと言っても、実は天然由来のプラスチックもあります。

天然由来の場合は石油由来のプラスチックとは処分方法が異なる場合があります。

自治体のルールなどをよく確認するようにしましょう。

いずれにしても、特にプラスチックは汚れが付きやすいので、きれいにしてから処分しましょう。

時々自宅の庭などで、ほかのごみと一緒に燃やすという人もいるようですが、有毒ガスが発生する場合があるので、必ず自治体の指定されているごみとして処分してください。

まとめ

ここまで食器の処分の仕方を見てきました。

生活していると、食器もいつの間にか増えてしまっていますよね。

しかし、時間とともに生活スタイルは変わっています。

なのに、増えたままの食器が残っていると、収納スペースが圧迫されるなど、生活に不便が出てきます。

年末の大掃除は不用品を見直すチャンス。

それとともに、自分の生活や暮らし方を見直すチャンスでもあります。

今後の生活に必要なものかどうか、どんな暮らしを自分はしていきたいのか。

自分の生活のしやすさを考えて、食器の処分をすすめたいものです。

快適な暮らしにつながるためにも、適切な食器の処分をするよう心がけましょう。

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