人生100年時代と言われるようになってきて、高齢になって一人暮らし、中高年で子供が巣立って夫婦2人だけが長い人も増えています。
そんな時に寂しくないように、ワンちゃんと一緒に過ごす人たちが増加中です。また、コロナ禍でも、ワンちゃん人気は高まり、部屋の中にいてもワンちゃんとならば寂しくないという人が増えています。
また、ワンちゃんのために散歩に出かけたり、世話をしたりすることが生きがいになっている人も多いでしょう。
人生100年時代の共に過ごすパートナーとして、これから高齢になっても一緒に過ごしたいワンちゃんの人気ベスト5をご紹介します。
中高年や高齢者におすすめの犬とは?
人気ベスト5の前に、中高年や高齢者にもおすすめのワンちゃんについてご紹介します。中高年や高齢者におすすめの犬種としては、性格がおとなしい犬の方がおすすめです。
また、あまり大きくて力が強い犬や気性が荒い犬を飼うと世話が大変なことが多くて困るでしょう。散歩に必要な時間などの世話の大変さも考えて選ぶことが大切です。
例えば、小型犬ですと、愛玩犬として改良された犬種があって、そういった犬種を選ぶと飼いやすくておすすめです。愛玩犬ならば、散歩が1回20分~30分と短くて済む犬も多くなります。
また、しつけが大変なワンちゃんもいますので、子犬から自分でしつける場合には甘やかしてしまわないことも必要です。小型犬で、できればしつけもしてある犬を飼うのもいい方法です。
共に過ごすパートナーのワンちゃんを選ぶポイント
ここで、あらためて共に過ごすパートナーとしてのワンちゃんを選ぶポイントを整理しておきます。
具体的にどんな犬種を選んだらいいのかを参考にしてください。共に過ごすパートナーとして選ぶならば、次のポイントで選んでみるといいでしょう。
- 人懐っこい、落ち着いた性格のワンちゃんならば
人懐っこくてスキンシップやコミュニケーションを大事にするワンちゃんを飼いたいならば、パグやポメラニアン、トイプードルがおすすめです。
そして、どちらかというと落ち着いたワンちゃんが希望で、きちんとしつけたいならばチワワ、キャバリア(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)がおすすめで、シーズーやトイプードルは人懐っこくしつけもしやすい犬です。
- お手入れ、散歩が少ないワンちゃんならば
また、ワンちゃんの毛のお手入れや体臭などが気になる人は、あまりそれらを気にしなくてすむ犬種を選ぶのも方法です。チワワ、ミニチュアダックスフンド、ビーグルを飼うのがおすすめです。
また、あまり散歩に長く行かなくても済むのはチワワやマルチーズやヨークシャーテリアになります。散歩をするのが大変、足腰に自信がない人は、散歩が少なくて済む犬を飼うことで負担が減るでしょう。
中高年にもおすすめ!共に過ごすパートナーのワンちゃんのベスト5
具体的に中高年にもおすすめの犬種ベスト5をご紹介します。小型犬の愛玩犬として改良された犬が主におすすめで、チワワ、ヨークシャーテリア、シーズー、マルチーズ、キャバリアなどが飼いやすいでしょう。
NO.1チワワ
まずおすすめするのがチワワです。体重1~2kgのとても小さな小型犬ですので、抱えやすくて世話もしやすいワンちゃんです。散歩も10~15分と短くて済むため楽です。
ただし、性格が怖がりで警戒心が強いため、過保護にするとわがままになります。パートナーとして長く飼いたいならば、飼い主がきちんとしつけることも大切です。
NO.2ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアも愛玩犬としておすすめです。小さな可愛らしい犬が好きな方、抱えても小さな楽な犬がいい方におすすめです。15~20分程度の散歩を1日2回程度で大丈夫なのが飼いやすくていいでしょう。
ただ、人懐っこい性格ですが、自己主張が強い性格がありますので、しつけはしっかりやるようにしてください。
NO.3シーズー
シーズーは穏やかでフレンドリーな性格の犬のため中高年や高齢者のパートナーにも向いています。しつけもしやすく、初めて飼う人にもいいワンちゃんと言えます。散歩時間も20~30分で大丈夫なため飼いやすいでしょう。
ただし、毛が長いことから、丁寧なブラッシングやトリミングが必要です。しかし、お世話をすることで、長い毛並みがまたかわいらしくていいでしょう。
NO.4マルチーズ
次におすすめするのが、性格が落ち着いていて飼い主と遊ぶのも好きな小さな愛玩犬マルチーズです。散歩も10~20分を1日2回で済むので楽です。 ただ、真っ白いマルチーズはきれいに保つためのケアも必要になります。シャンプーなども苦にならないようならば、かわいくてぬいぐるみのようでおすすめです。
NO.5キャバリア(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)
そして、おすすめなのが「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」です。飼い主の気持ちを知ろうとする優しい性格の犬と言われています。小型犬でも少し大きめの犬が好きな人にはおすすめです。成犬になると体重6kg~8kgになると言われています。 また、「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」の散歩は、20~30分を1日2回程度ですので、あまり苦にならないのもいいでしょう。
他にもポメラニアンやトイプードルが人気!
この他にも、おすすめの人気の犬種はいろいろあります。
番犬として改良された犬種からもポメラニアンなどがかわいくて人気があります。ポメラニアンも目がクリクリしていて愛らしくて人気です。好奇心旺盛の性格で飼っていて楽しく、しつけもしやすいと言われています。ポメラニアンは、30~40分の散歩が1日2回必要です。
また、他の犬と一緒に飼っても飼いやすくておすすめの犬です。2匹以上飼う人にもおすすめです。
また、番犬と言われる犬種のポメラニアンで、警戒心が強く、怪しい人物に吠えます。一人暮らしの場合にも安心です。子犬の時期から飼ってしっかり番犬としてしつけるといいでしょう。
また、トイプードルも多くの人から人気で、愛らしくておすすめです。人懐っこくてしつけもしやすいでしょう。
ただ、毛は抜けにくいのですが、かわいく保つにはブラッシングなどのお手入れもしっかりやることが大切となります。
長生きの犬種を選ぶのもおすすめ
また、犬を選ぶ際の基準としては、長生きする犬種を選ぶこともおすすめします。パートナーとしてワンちゃんを飼っている場合、途中でなくなってしまうととても寂しくなります。特に、一人暮らしになって飼った犬がなくなってしまうと悲しさも大きいでしょう。
できるだけ、寿命が長い犬種を選んでみるのもいい方法です。平均寿命は、小型犬で13.8歳、中型犬13.3歳、大型犬11.1歳となっていて、小型犬の方が長生きする傾向です。
特に長生きする犬種としては、トイプードル15.2歳、ビションフリーゼ 15.1歳、ミニチュアダックスフンド14.9歳、パピヨンやミニチュアピンシャーやイタリアングレーハウンド14.7歳などがあります。
最近では、犬の平均寿命も延びてきていて、動物病院が増え、医療の進歩もあります。また、栄養バランスの取れたドッグフードをいろいろ選べるようになったことも長生きのための好条件と言えます。
さらに、最近では室内でワンちゃんを飼うことも増え、安定した環境で飼い主がしっかり観察していることも長寿の犬が増えている要因です。ワンちゃんとパートナーとして長く生活するには、散歩や遊び、スキンシップなどで愛情をこめてあげるといいでしょう。ワンちゃんもストレスが少なくなっておすすめです。
また、散歩だけでなく、室内でコミュニケーションをよく取ることで、共に長生きの秘訣となっていいでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?人生100年時代、これから一緒に過ごしたいワンちゃんベスト5をご紹介しました。
ワンちゃんとの暮らしは日常に幸せや生きがいを与えてくれます。自分に合ったワンちゃんを探し、これからパートナーとして一緒に充実したシニアライフを送ってみるのもいいかもしれません。
しかし、ワンちゃんにも大切な命があります。飼う前には必ず、ワンちゃんのお世話に毎日時間をかけられるか、ペットを飼える住まい・環境か、ワンちゃんのお世話をする体力・経済力があるかなどよく考え、最後まで責任を持って飼いましょう。また、災害や飼い主の“万が一”を考え備えておくことが大切です。