【5-ALA特集③】不足すると化粧ノリが悪くなる…!?5-ALAとお肌の関係

化粧ノリが悪いとメイクをしてもきれいに仕上がらず、気分も落ち込んでしまいますよね。その化粧ノリの悪い原因、もしかしたら5-ALAが関係しているかもしれません。

1日のスタートを気持ちよくするためにも、お肌の状態を良くしたいものですよね。今回は、化粧ノリの悪い原因と、5-ALAとお肌の関係を解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

目次

化粧ノリとは?

普段何気なく使っている“化粧ノリが悪い”という言葉。そもそも化粧ノリとは何でしょうか。

化粧ノリとは、メイクをする化粧品が肌へなじんでいるかどうかの具合のことです。主にファンデーションがきれいに肌に塗れているがどうかの状態です。

化粧ノリのいい状態とは、ファンデーションなどのメイク化粧品の本来の色や質感などがお肌になじんできれいに塗られている状態です。見た目も自然で、よれにくい状態です。できれば、毎日化粧ノリのいい状態で1日をスタートさせたいものです。

化粧ノリの悪い状態とは、いつもと同じようにメイクをしてもファンデーションなどにムラがでてしまったり、うまくのらずすぐに浮いてきてよれてしまったり、きれいに塗れていない状態のことを言います。見た目も厚塗りに見えてしまったり、肌がくすんでみえてしまうでしょう。

では、このように化粧ノリが悪くなってしまう原因はなんでしょうか?

化粧ノリが悪くなる原因

化粧ノリが悪くなってしまう原因はさまざまであり、原因を一つに特定することは難しいですが、一つ一つの原因を知ることで対処できます。

ファンデーションなどの化粧品が合っていない
昔からずっと同じファンデーションを使っていませんか?年齢を重ねるにつれ、お肌にもさまざまな変化が起きています。昔の自分の肌に合っていたものも、今では全く合っていないかもしれません。

化粧道具が汚れている
メイクをする時のパフやブラシが汚れていませんか?パフやブラシが汚れていると、化粧品がうまくつかず肌にしっかりとつかず、結果的に化粧ノリが悪くなってしまいます。
また汚れたものを使うことによって肌荒れの原因にもなってしまいます。メイクブラシやパフは定期的に洗浄するか、買い替えるのをおすすめします。

お肌のトラブル
吹き出物やニキビなど、肌にトラブルがあると肌の表面を覆う角質層が乱れ、肌がデコボコするので化粧品のつきが悪く、化粧ノリが悪くなります。
炎症がひどい場合には皮膚科へ行くことをおすすめします。

角栓や古い角質が蓄積している
お肌に角栓や古い角質が蓄積していると、肌の表面がデコボコしたりゴワゴワになってしまったりしてファンデーションなどの化粧品がうまく肌に密着しにくくなります。
古い角質にはピーリングでお手入れするのがよいでしょう。しかしやり過ぎや強くこするのはお肌を傷つけてしまうので気を付けましょう。

生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れがお肌に影響を与えます。普段何気なくしていることが、実はお肌にはすごく悪いことだったりするかもしれません。
食生活の乱れ、夜更かし、飲酒、喫煙や運動不足などはお肌に悪い影響を与えてしまいます。一度自分の生活を見直していきましょう。

乾燥している
肌が乾燥しているとファンデーションなどの化粧品の密着度が低くなります。日々のスキンケア不足が乾燥を引き起こしているかもしれません。しかし、保湿のし過ぎもまた化粧ノリが悪くなる原因になってしまうので、自分の肌にあった洗顔や保湿をすることが大切です。

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5-ALAとお肌の関係

私たちの身体の中にある細胞にはミトコンドリアという細胞小器官があります。このミトコンドリア内で、グルコースを原料として私たちの生命活動に必要なエネルギーに関わるアデノシン三リン酸(ATP)という物質が生産されます。このATPを生産する過程で、代謝水という水分が作り出されます。この代謝水が身体の水分保持において大切な役割をしています。

成人では1日に約300~500ml作られていると言われています。代謝水の多さが肌の潤いにつながると考えられているため、美肌には欠かせない要素とも言えるでしょう。

そして、その代謝水を作り出しているミトコンドリアの機能を活性化するために、5-ALAが重要な役割をしているのです。5-ALAはミトコンドリア内でプロトポルフィリンという物質を作り、これが鉄と結合してヘムという物質になります。このヘムがミトコンドリアのエネルギー(ATP)を生産するのになくてはならない物質なのです。

もし5-ALAがなければ、このヘムを作ることができず、ミトコンドリアはエネルギー(ATP)を効率的に作ることができなくなります。そうすると、エネルギー(ATP)をつくる過程で作り出される代謝水も作られません。代謝水が作られなくなると、細胞内の水分量も減少してしまいます。このように、5-ALAはミトコンドリアの機能を活性化させるのに重要な役割を果たし、肌の保湿に関係しているのです。

しかし、5-ALAは年齢とともに減少していきます。そのピークは17歳とも言われています。5-ALAの減少によってミトコンドリアの機能も低下しエネルギーが効率的に作られず、基礎代謝量が低下します。基礎代謝量が低下すると作り出される代謝水の量も少なくなり、細胞内の水分量も減少してしまいます。このように老化によって肌が乾燥しやすくなるのは、体内の細胞内の水分が減っているためです。

身体の中の水分量が足りずお肌が乾燥して化粧ノリが悪くなってしまっているのは、5-ALAが減少しているのが原因のひとつかもしれません。

潤いを保つためには、基礎代謝量を上げることが必要で、基礎代謝量を上げるにはミトコンドリアの機能を活性化させる必要があり、それには5-ALA摂取することが重要になります。

日々の生活の中で、5-ALAを意識して摂ることが大切です。

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まとめ

化粧ノリが悪いと悩む女性は多いですよね。

今回は、化粧ノリが悪い原因と5-ALAとお肌の関係についてご紹介しました。私たちにとって5-ALAは美容においても大切なものですね。

また、化粧ノリが良いだけでも、気分も良くなり自分に自信を持てたり、1日の良いスタートを始められたりしますよね。化粧ノリが悪いと感じたら、それはお肌からのサインかもしれません。一度スキンケアや化粧品、生活習慣の見直しをして、化粧ノリのよい肌を手に入れましょう。

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