【お盆玉ってなに?】孫が喜ぶお小遣いお盆玉について解説

コロナ禍でなかなか孫と会えないという人も多いのではないでしょうか。久しぶりに子どもや孫と対面ということも増えています。

そんな時に、孫に喜んでもらえるような事として、お小遣いとして「お盆玉」をあげるのもおすすめです。お年玉は一年に一度ですが、お正月に会えなかった孫や久しぶりの再会にプレゼントしてみませんか。

目次

お盆玉とは?

お年玉は有名ですが、お盆玉はあまり知らない、あげたことがないという人が多いでしょう。実は、「お盆小遣い」という風習は、江戸時代からあったという説があります。

商家で働いていた子どもたちがお盆に帰省する際にむけて、雇い主が気持ちとしてお小遣いを渡していたという話です。最初は、着物や下駄などの品物をプレゼントしていたことが多かったようです。

お盆玉の習慣は東北地域から全国に伝わる

また、そうしたお盆玉の習慣は、東北の一部の山形県や青森県などの地域に伝わるものと言われています。最も有名なのは山形県ですが、山形県でも割と知らない人もいる風習となっています。

全国に知られるようになったのは、2014年の夏から「お盆玉専用ポチ袋」が郵便局で販売されるようになってからと言えるでしょう。最近の郵便局では、6月1日~8月末までの期間に、全国の郵便局で「お盆玉専用ポチ袋」が8種類ほど販売されています。

子ども達に人気の「すみっコぐらし」などのかわいいキャラクターの「お盆専用ポチ袋」が登場していて、人気です。

お年玉のように、かわいいポチ袋に入れて渡すことで、久しぶりに会う孫たちへのプレゼントとして渡せておすすめです。

「お盆玉専用ポチ袋」にもこだわって渡してみませんか

また、今では郵便局以外でも、「お盆玉(おぼんだま)」と書かれたヒマワリや金魚、水風船、スイカなど夏らしい様々なデザインのポチ袋が市販されています。猫やアニメのキャラクター、かわいい花のポチ袋など種類も豊富です。

最近では、ポチ袋にこだわる子ども達も多く、かわいいポチ袋はとても喜んでくれます。市販やネットなどで多くの種類から選んでみるのもいいでしょう。

コロナ禍でお盆玉を渡す人も増加

また、最近では、コロナ禍でなかなか孫と会えない場合も増えています。帰省する孫にお盆玉を上げる人が増加しています。久しぶりの再会で、孫が成長していることも多く、会えた機会にお小遣いをやる人が増えていると言えます。

「お盆玉」について伝えながら渡すことも大切

そして、実際に「お盆玉」を渡す際についてですが、まだお盆玉についてあまり知られていないかもしれませんので、「お盆玉だよ」と伝えてプレゼントするのがおすすめです。

お年玉が渡せてない時は「お年玉の代わりのお盆玉だよ」と伝えるのもいいでしょう。お年玉以外のサプライズのお小遣いに、子ども達も喜んでくれます。

そこで、お盆玉の認知度についてですが、金融機関やクレジットカード会社調査によると、2016年では約16%でしたが、そして2017年約29%、2018年は約37%と上昇してきている傾向です。またある銀行の調査では2018年40%を超えているという結果もあります。

特に55歳以上の女性の場合、半数近くの人が知っているという結果です。郵便局に良く行く人の場合には、「お盆玉専用ポチ袋」が夏になると売られていることから、知っている人も多いでしょう。

また、このお盆玉については、急速に世間に知られるようにはなってきています。そのため、出費が増えると迷惑に思う人やお返しが必要だと懸念する人もいます。そうした存在も忘れずに、あまり負担にならない金額を贈ることも大切です。

お盆玉は贈る相手への配慮も大切

お盆玉は、毎年の恒例になると贈る側の負担になったりし、もらう側もお返しが気になったりするでしょう。孫を思う気持ちは嬉しく、孫自身も喜ぶお小遣いですが、あまり高額であったり、毎回必ず渡したりすると相互に負担になる場合もあります。

贈る相手への配慮もして、「お盆玉をあげたいけどいい?」と一言添えるのもいい方法です。贈られた側にあまり負担にならないようにもすることも必要です。

「子どもをあまり甘やかさないでほしい」と思う場合もありますので、少し配慮をしながら、贈るようにしてみるといいでしょう。

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お盆玉の金額はお年玉よりも控えめで大丈夫

お盆玉の金額についてですが、お年玉よりも控えめの金額を渡すことが多くなっています。小学生以下の場合のお年玉の平均額は、20,000円を少し超えますが、お盆玉は平均額10,000円以下が多い傾向です。あまり金額にこだわらずに気持ちを贈るといいでしょう。

また、お年玉よりもあげる金額がそれぞれに異なるのがお盆玉の特徴とも言えます。

孫の年齢でお盆玉の相場もいろいろ

渡す孫の年齢でお盆玉の相場はいろいろです。お年玉と同じように、年齢によって金額に差を付けるのが一般的となっています。

未就学時の場合は1,000円以下、小学校低学年は3,000円以下、小学校高学年は5,000円以下、中学校~高校は5,000~10,000円程度が相場です。また、通常、お盆玉は高校を卒業したらあげないという人が多くなっているでしょう。

お盆玉はお金でなくても大丈夫?

お盆玉としては、現金で渡すのが一般的ですが、現金以外でも大丈夫です。現在のところ、現金が80%と主流で、物を贈るが20%、そのうちおもちゃを渡すが9%ですが、物を贈るのも一つの方法です。

お盆玉をお金であげてしまうと、年齢で差を付けたり、次からまた高い金額を上げる必要が出てきます。そのため物をプレゼントする方が、気が楽な場合があります。また、現金を渡してしまうと、お返しを気にされる場合もあるため、物の方がいい場合もあります。

また、孫もお金よりもプレゼントを喜んでくれる場合もあるでしょう。お盆玉は、お年玉よりも金額は少額になる場合が多いため、あまり堅苦しく考えずにプレゼントを渡すのもいい方法です。

お盆玉として、孫へのおすすめのプレゼントの品物は?

ここで、お盆玉として、孫へプレゼントするのにおすすめの物についてもご紹介します。

元々は、奉公に来ていた子どもたちに雇い主が着物や下駄などの品物をプレゼントしていたものですが、どんなものを贈ると喜ばれるかについては、子ども達の趣味や好きなものはそれぞれ様々と言えるでしょう。

「今時の子どもたちが欲しがるものがわからない」「孫の好みがわからない」「遠くの孫で一緒に生活していないので検討がつかない」「いろいろ持っていると思うので喜ぶプレゼントは探すのが大変」ということも多くなります。

そのため、孫に贈るクリスマスプレゼントなどのランキングを参考にしてみるのもいい方法です。2022年の人気ランキングでは、1位 木のおもちゃ、2位 トイカメラ、3位 ロボット、4位 トランポリン、5位 キッズアクセサリー、6位室内遊具、7位ボードゲームなどの調査結果があります。

あまり高額でないものを、これらの中から選ぶのもおすすめの方法と言えます。

お盆玉として、孫たちと一緒に遊べるものを選ぶのもおすすめ

せっかく孫と会える機会ですので、お盆玉はすぐその場で一緒に遊べるものをプレゼントするのも楽しいでしょう。木のおもちゃやボードゲームなどは、その場で一緒にすぐに遊べておすすめです。

ボードゲームなどは、今も昔も似たようなゲームが人気で、あまり年齢や男の子、女の子に関係なく一緒に遊べるため小学生以下ならばおすすめです。しかけ絵本なども最近では凝ったものがたくさんありますので、プレゼントすると一緒に見て何度も楽しめるでしょう。

お盆玉として、孫にも人気の遊び施設のチケットやクーポンも!

また、お盆玉として、子ども達が喜ぶ遊び施設のチケットやクーポンをプレゼントするのもいい方法です。

水族館や動物園、アスレチックやテーマパーク、フルーツ狩りなどのあまり期限を気にせず行けるチケットやクーポンを選んでみませんか。映画などは趣味や嗜好が分かれますので、みんなが喜ぶ体験型の遊び施設などのチケットやクーポンがおすすめします。

孫への贈り物は現金が一番?プレゼントで好評だったものは何?でプレゼントの選び方などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

お盆玉は孫がもらって喜ぶ、気持ち程度のものをプレゼントしたい!

お盆玉についてご紹介しました。孫に喜んでもらうために、気持ち程度を用意するのがおすすめです。「お盆玉専用ポチ袋」のかわいいものを選んで渡してみるといいでしょう。お年玉の時期以外に、ポチ袋をもらうだけでも子ども達は嬉しいでしょう。サプライズをしてみるのがおすすめです。

また現金だけでなく、孫と一緒に遊べるボードゲームなどを準備してプレゼントすれば、楽しい時間になり、あまり贈られた側の負担にもならないでしょう。

必ずあげる必要はないので、あくまでも無理のない範囲で、元気な孫との再会をちょっとした気持ちでお盆玉として気軽に表してみるのがおすすめです。

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