50代以降の服の断捨離。服を減らすメリットや手放すコツ5選をご紹介

50代に入ると、そろそろ残りの人生について考え始めるようになりますね。老後を見据えて、身の回りをすっきりさせたいと思う人も多いでしょう。

そんな時にクローゼットを開いて、あふれんばかりの服の量にため息をついていませんか?

今後を見据えるならば、思い切って服の断捨離をしてみましょう。服を減らすとメリットもあるようです。手放すコツがわかれば、きれいのキープにつながるかもしれません。

こちらの記事では、服を減らすメリットや手放すコツ、処分の仕方などを調べてみました。

目次

服を減らすメリット

まず、服を減らすメリットを考えてみましょう。

スペースにゆとりができる

まず、大量の洋服は収納スペースを圧迫します。

空間にゆとりがないので、通気が悪くなり、湿気などの原因になってしまいます。

湿気は繊維を傷める原因の一つ。

不要な洋服を処分し、スペースにゆとりが出ることで通気性がよくなり、結果的には洋服を長持ちさせることができます。

時間にゆとりができる

洋服が多すぎると選ぶのに時間がかかります。

また収納がしきれず山積みになってしまうと、必要な洋服を探し出す時間もかかります。

このように、洋服が多すぎると時間のロスもそれに伴って増えてきます。

洋服を整理し、不用品を処分することで、時間的な余裕も生まれます。

洋服が長持ちする

前述のとおり、多すぎる洋服の収納は、すき間がなくなり通気が悪くなります。

通気が悪くなることで湿気が発生し、カビやダニの発生につながることがあります。加えて、洋服同士の摩擦もあるので繊維が傷んでしまいます。

洋服を整理することで、ぎゅうぎゅう状態がなくなり、通気がよくなります。結果、洋服を長持ちさせることができます。

また、洋服が少ないと1着1着の様子がよくわかるようになり、適切なメンテナンスができるというのも洋服の長持ちの秘訣となります。

このように不要な洋服を処分することにより、生活がよくなるメリットが生まれます。

メリットがあるのに実行しない手はないですよね。

洋服を手放す5選

それでは具体的に洋服を手放すコツを見ていきましょう。

いったんすべての服を出してみる

一度手持ちの服がどのくらいあるか把握する意味でも、持っている洋服を出してみましょう。

全部を出すのが理想ですが、スペースがない場合はひとまず今シーズンの洋服だけでも構いません。

全体の量だけでなく、それぞれの洋服をチェックして判断していくには、一度外に出してから見ていくほうが、実は確認しやすいのです。

洋服の状態を確認する

出した洋服の状態を確認していきましょう。

黄ばみや汚れ、破れなど状態が極端に悪い洋服は真っ先に処分に回します。

また、鏡の前で洋服を軽く羽織って、着てみた状態を確認するのもおすすめです。

買った当時はお気に入りだった1着も、時間がたつとしっくりこないというパターンは結構あります。

年齢が上がると、体形や表情が変わってくるので、似合う洋服も変わってくるんですね。

これは違うと思うものは処分を考えるようにしましょう。

収納の量が多いと、1着ずつの状態の確認がなかなかできないので、このタイミングで服の状態を確認しておくといいですね。

着用の頻度を確認する

洋服を出したら、まず、1年以上着ていない洋服を分けていきます。

直近の1年で着ていない洋服は、今後も着る機会はほとんどないでしょう。

頻度の低い洋服はできるだけ処分に回します。

ただ、頻度は低いけれど冠婚葬祭で必要だったり、思い入れのある洋服は処分に回さず、保管方法をみなおすようにします。

アイテム別に分ける

ある程度着用頻度で洋服を絞ったところで、今度はアイテム別にわけていきます。

そのうえでさらに色別などに細分化しましょう。

細分化することで、特定のアイテムだけ、もしくは特定の色だけ極端に多いなど偏りがないかどうか確認します。

偏りがあれば、同じものを何度も買いなおしているということになるので、その中で状態が比較的よく、使う頻度が高いものを優先して残すよう選んでいきます。

ここで残すものを決めることで、処分をしすぎて足りなくなったり、後悔をするということを防ぐことができます。

処分をしたあとのルールを決める

処分する洋服を決め、残すことを決めた洋服を収納しなおす前に、洋服を処分した後のルールを決めるようにしましょう。

おすすめのルールは以下になります。

残すと決めた洋服のアイテム別の数をカウントしておき、なるべく在庫をキープする

ものの管理をしやすくするためには、数量の把握をすることが重要です。

自分に必要な数を決めておいて、その中で服を管理するようにすれば、クローゼットも適度な状態をキープできます。

また、数を決めておくと余計な迷いも生じません。

新たに洋服を購入するときは、同じ数だけ処分して、在庫数が増えないようにする

数量を決めたら、とにかくそれを守ることが大切です。

1着ぐらいオーバーしてもと言っていても、それが積もり積もってまたクローゼットがぱんぱんというリバウンドにつながりかねません。

1つ新しくするなら、同じ数だけ処分をして入れ替えを都度できるようにしましょう。

せっかく洋服を処分して適正量にしていても、その後のルールを作らないと、減ったからとどんどん買い込んでいては、結局リバウンドしてしまい、断捨離の意味がなくなってしまいます。

特に50代になると、これまでのものの蓄積が相当数になっているはずです。

ものを増やすより減らす手間は何倍も大変です。

減らすことがあっても増やすことがないよう、ルールを決めてものを管理していく意識を持ちましょう。

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洋服の処分の仕方

洋服を手放すコツを抑えたうえで、具体的な処分の方法についても見ていきましょう。

フリマアプリに出品する

洋服の処分で思いつく人も多いのではないでしょうか。

処分すると決めたものの、まだまだ着られそうな洋服をそのまま捨ててしまうのはもったいないと思う人は多くいるでしょう。

フリマアプリなら自宅にいながら出品でき、価格も自分で設定できて、売れたらいくらかの利益も発生するので、利用したいですよね。

ただ、オンラインでの販売で、実物を見てもらうわけではないので、注意が必要です。

汚れやほつれ、傷み具合はきちんとわかるように提示しましょう。

せっかく別の方に引き続き着てもらえるかもしれないので、できるだけ気持ちいい状態で届ける意識を持つことが大切です。

リサイクルショップに持ち込む

フリマアプリは便利だけれど、数多くある洋服をまとめて引き取ってもらいたいという人は、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。

最近では宅配買取で、お店に行かなくても宅配で洋服を受け入れてくれるリサイクルショップもあります。

一着ずつ写真を撮って出品するというフリマアプリの手間もなくなります。

ただ、価格を自分でつけられないので、多くが二束三文であるということは覚悟しておく必要があります。

シーズンによって引き受けられる洋服が決まっていた李、ブランドものしか引き取ってもらえないといったお店のルールがあるので、よく確認しておくことが必要です。

また、場合によっては価格がつかないという可能性もあります。

価格がつかない場合、そのまま処分として引き取ってもらえる場合と、引き取れない場合は持ち帰らないといけない場合もあるので、こちらもよく確認してみてください。

洋服を販売してもらう手間を代わりに請け負ってもらっているという意識をもって持ち込みをしましょう。

寄付する

洋服は寄付をするという方法もあります。

寄付を募っている団体あてに洋服を持ち込むか宅配で送り、引き取ってもらいます。

引き取られた洋服は、発展途上国に持ち込まれたり、販売した利益でワクチンなどを提供するというボランティアの団体もあります。

ただ、なんでも受け入れてくれるわけではありません。

下着などは引き取ってもらえない場合が多いですし、洋服の状態が悪いと引き取りができないといったこともあります。

また、寄付をする際には分類もきちんとする必要があります。

寄付をする団体に、引き取ってもらうための条件などを事前に確認するようにしましょう。

まとめ

ここまで洋服の処分について考えてきました。

衣替えやイベントのたびについつい洋服を買い込んでしまい、収拾がつなかうなってしまうパターンは少なくありません。

50代はそろそろ残りの人生について考えていく時期でもあります。

このタイミングで断捨離をするのはベストだと言えるでしょう。

断捨離をすると決めたら、しっかりコツを押さえて処分を進め、その後の暮らしにもゆとりを持てるようにしましょう。

他にも、ものの処分で意外と難しいのが食器の処分。増えてしまった食器の捨て方のコツや、後悔しないための考え方をご紹介しています。こちらの記事「【もうすぐ年末】今からやっておきたい食器の断捨離!後悔しない捨て方のコツとは」も参考にしてみてください。

他にもコラム「なごくら」では、「【60代70代要注意!!】転倒しやすいスポット8カ所と転ばないための対策」などをご紹介しています。ぜひご覧ください。

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