【定年後の過ごし方】おすすめのシニアボランティアや参加法をご紹介

定年後にボランティアをして過ごしたいという人も多くいるでしょう。

今回は、ボランティアの内容や種類、また参加方法についてご紹介します。

定年後の過ごし方として、充実した毎日を過ごすために、おすすめのボランティア活動を参考にしてください。

目次

シニアボランティアとは

定年後の時間を利用して、ボランティアをする人が増加しています。

シニアならではのボランティアにはどんな特色があるのか、またどんな活動内容のボランティアがあるのかをまずご紹介します。

シニアボランティアの特色

シニアボランティアの特色としては、これまでの経験などを活かした活動をする人が多くいます。また住んでいる地域のために役立つ活動をしたいと思う人もたくさんいます。

60代以上で1年間でボランティアに参加した人は5割に近く、自治体などの役員をしたり、交通安全や災害時の支援や環境活動などをしている人が多くなっています。

ただ、60代前半まではボランティアへの参加率は低く、それ以降の年代が多くなっているのも特色です。

65歳定年という場合も多くなっているため、定年を迎えてシニアボランティアを真剣に取り組む人が多い傾向と言えます。

シニアボランティアの活動内容とは

活動内容を種類で分けてみますと、所属する町内自治会、市民団体などの活動の一環として始める人が多い傾向です。

次のような多くの活動内容があります。

  • 地域の町内会自治会の役員などの活動
  • 市民団体の活動
  • 交通安全の呼びかけや見守り
  • 災害時の支援活動
  • 環境活動での清掃や環境を守る活動への指導や協力
  • 地域や学校の教育活動への協力
  • 博物館や施設紹介などの社会教育活動
  • 観光地を紹介する観光ボランティア
  • 地域の子育て支援、ファミリーサポート
  • 趣味を活かしたことでのサービス支援
  • 介護施設での介助サポート
  • 新薬などの治験

シニアボランティアへの参加法とは

ボランティア活動をシニアで行う場合は、何らかの団体に入って活動している人が多くなっています。

町内や自治体、市民団体などの団体に入るのが参加しやすい方法です。

ボランティア仲間もできて、活動をする楽しみにもなりますので、それらの団体を探して参加してみるのがおすすめです。

シニアボランティアの募集を行っている団体とは

シニアボランティアができる団体について具体的にご紹介しますので、参考にしてください。

各自治体の社会福祉協議会

地域の様々な種類のボランティア活動を募集しています。

NPO法人

例えば、「JICAシニア海外ボランティア」が行っている、「NPO法人・シニアボランティア経験を活かす会」などがあります。

また、「activo(アクティボ)」では、シニアも参加可能なボランティア募集をしています。

その他、多くの目的を掲げた様々な種類のNPO法人がありますので、問い合わせが可能です。

地域包括支援センター

保健医療の向上及び福祉の増進の活動をしていますので、介護施設への介護支援ボランティアなども募集しています。

まずは単発でボランティアイベントに参加するのもおすすめ

ただ、最初はどんなボランティアが自分に向いているのかが自分でも分からない場合も多くあります。

そんな時は、単発のボランティアに参加してみるのがおすすめです。その中から、自分に向いている活動内容を探すのがいい方法です。

例えば、自分が興味があるボランティア団体やNPO法人が主催するイベントにまず参加者として参加してみるといいでしょう。

そうすると、イベント終わりに、ボランティアへの協力を呼びかける団体も多くなっています。

まず、自分で実際の活動を体験してから、興味があったら、それをボランティアでやってみるのがおすすめの方法です。

シニアボランティアに参加する資格とは

また、ボランティアに参加するための資格ですが、特別資格が必要でない活動内容が多くなっています。

ただ、シニアの場合は体力的な面での心配やボランティアをやる上での心構え、責任感などを持っておくことも必要です。

シニアでボランティアに参加するには体力も必要

活動に参加するには、継続していける体力も必要です。自分の体力に合った奉仕活動をすることも大切なことです。

ボランティアをしているうちに、自分の方が体力がなくなったり、疲れたりしないようにしてください。あまり疲れないよう、無理のないボランティアをすることも大事です。

体力の面でも気力面でも自分で責任を持って行うことが大切!

体力面もですが、ボランティアをするからには、自分で自分のことに責任を持ち、活動内容についても責任を持つことが大切です。

ボランティアだからといって、気分が向いた時にやればいいと考えたり、気力や体力がなくなって、途中で放棄することができるだけないようにする必要があります。

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【おすすめ】最近増えてきたシニアによる介護ボランティアへの参加

最近では、シニアによる介護ボランティアも特に増えてきました。

詳しくご紹介しますので、介護ボランティアをやるメリットや参加方法も参考にしてください。

シニアが介護ボランティアをやるメリット

介護ボランティアをやるメリットですが、将来自分が介護されるようになった時のために、いろいろな知識や環境を知ることができておすすめです。

どのように介助したらいいのかを具体的に知ることができていいでしょう。

また、自分に体力や気力などがあるうちに、ボランティアをやっておきたいと思う人が多くいます。今のうちに社会に奉仕をして、役立ちたいという人が増えてきています。

介護ボランティアは特別な資格がなくても行えて、取り組みやすいボランティアとしておすすめです。多くの介護施設では、求人難のため、人手を募集している所も多く、ボランティアとして活動できる所も多くなっています。

介護ボランティアへの参加方法とは

介護ボランティアへの参加方法としては、いくつかの方法があります。

  • 介護施設に直接問い合わせる
  • 社会福祉協議会に問い合わせる
  • 市区町村の福祉課や地域包括支援センターに問い合わせる
  • 介護ボランティアを行っているNPO法人に問い合わせる

介護施設に問い合わせる場合

介護施設に直接問い合わせる場合は、自力で通って、ボランティアができる場所を探すことが大切です。アクセスがしやすい施設を選ぶようにしてください。ボランティアの募集をしているのか、どんなボランティアが可能なのかを具体的に聞くことも大切です。そして、できれば見学や体験という形から始めるのがおすすめです。

社会福祉協議会に問い合わせる場合

社会福祉協議会には、ボランティアセンターがあります。各自治体の社会福祉協議会のホームページがありますので、そこで応募しているのかを見てみるといいでしょう。募集している福祉施設などが一気に見られておすすめです。ホームページからの応募も可能です。

NPO法人に問い合わせる場合

介護ボランティアを行っているNPO法人を調べて、地域で活動している所に問い合わせてみるといいでしょう。どのような人がボランティア活動しているのかも教えてもらうようにするのがおすすめです。シニアが多く活躍している方が参加しやすくなります。

市区町村の福祉課・地域包括支援センターに問い合わせる場合

自治体の福祉課や地域包括支援センターに電話をして問い合わせる方法もあります。どんな地域でどんな介護ボランティアをしたいのかを説明して、具体的に問い合わせてみてください。

自治体によっては介護支援ボランティア制度でポイント付与も増加!

また、自治体によっては「介護支援ボランティア制度」で、介護支援のボランティアをしたシニアに、ポイントを付与する制度があります。厚生労働省が推進している制度で、ボランティアによってもらったポイントを、自分が利用する介護保険料や介護サービス利用料に利用できる制度です。

シニアが相互扶助で助け合い、協力し合う仕組みづくりが行われています。そして、自分たちの介護予防にも繋がっていく仕組みです。こうした制度によって、シニアによる介護ボランティアはこれからも増えていくことが予想されると言えます。

定年後はシニアボランティアで生きがいや健康づくりもおすすめ!

定年後の過ごし方として、シニアボランティアへの参加についてご紹介しました。

人生100年と言われる時代ですので、健康な時期に生きがいや健康づくりの一環として、シニアボランティアをしてみるのがおすすめです。

これから高齢者も益々増えてきます。健康な多くのシニアがボランティアをすることで、社会を支えることも大事なことと言えます。

まずは参加しやすい身近な地域のボランティアから始めるのがおすすめと言えるでしょう。

地域で行われるボランティアイベントなどに参加してみてください。地域の清掃活動や子ども達への支援、そして、高齢者の介護施設への支援などを体験してみるのがおすすめです。

自分に合ったボランティアの形を探して、できるだけ長く行って、生きがいや健康づくりに努めるのがおすすめの方法です。

また、コラム「なごくら」では他にも「【60代70代要注意!!】転倒しやすいスポット8カ所と転ばないための対策」などをご紹介しています。ぜひご覧ください。

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