孫のお世話で祖父母が体調を崩さないためには?心構えと注意点を紹介!

「可愛い孫のお世話は、楽しいけれど疲れる」

これが、毎日孫の面倒を見ている祖父母はもちろん、ゴールデンウイーク・お盆・年末年始に孫を迎える祖父母の本音です。

孫のお世話をした後は、しばらくは疲れ切って動けないという方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回は、孫のお世話であなた自身が怪我をしたり、体調を崩さないためのポイントや注意点を紹介します。

できるだけ楽しく孫と遊ぶためにも、ぜひ最後までご覧ください。

目次

孫のお世話は体力勝負?!

孫を見るのは、とにかく体力が必要です。

乳児のうちは入浴や長時間の抱っこが大変、ハイハイが始まり、伝い歩きからよちよち歩きを始める頃は、目が離せないし、まだ言葉で言い聞かせることもできません。

離乳食作りまで任せられたら、もう1日でくたくたになってしまいます。

運動量の増える幼児や学童期になると、まさに体力勝負です。

一緒に遊ぼうという孫の言葉に応えるのが大変。

じいじ・ばあばはこんなに疲れています!

実際に孫のお世話をした祖父母の声を聴いてみましょう。

「公園に行ったら、孫が急に走り出した。追いつこうを走ったが息は切れるし、心臓はバクバク。健康に悪すぎる」

「ちょろちょろと動き回る孫に付き合うのは大変つらい。3日も一緒にいたら倒れてしまうかも」

「まだ何が危険がわからない時期なので、半日も一緒にいたら血圧が上がりそうになる」

「孫が寝ている間、ずっと抱っこをしていたので、背中と腰を痛めた」

「わんぱく盛りの孫との体力差は大きい。かわいい孫だけど、寄る年波には勝てない」

じいじとばあばは、体力的な疲れ以外に精神的な疲れも大きいのです。

「平日は仕事をしているので、土日くらいはゆっくりしたい。でも孫がしょっちゅうお泊りに来るので、すこしうんざり」

「一緒にいる間は、自分のペースが崩されるのがつらい」

「孫がイヤイヤ期なので、何をするのにも嫌だと言われ、もう疲れた」

こんな日が続くと祖父母のストレスや倦怠感もつのります。

更に…。

思わぬ怪我に注意

孫の抱っこやおんぶで、少し肩が痛い・腰が痛い程度なら良いのですが、無理をすると腱鞘炎になったり、強い腰痛を感じたりすることもあります。

急に走り出した孫を追いかけて、転んでしまい、翌日には強い膝痛を感じることも、それくらいなら良いのですが骨折する場合もあります。

高齢者にとって骨折は、命にかかわることもある大怪我です。

だからと言って、孫に怪我をさせるわけにはいきません。

自分自身の怪我や病気に注意しながら、孫の安全にも気を付けるためには、どうすればよいのでしょうか。

孫を迎える前にしておくこと

孫を心置きなく迎えるためには、出来る限りの準備をしてください。

まずは、室内をできるだけ安全な状態にしましょう。

孫にとって危険なものは?

孫が家の中をあちこち歩いても危険が無いように、チェックしましょう。

  • コンセント
  • 玄関の上り口や階段
  • デーブルの角
  • 食器棚や本棚のガラス戸扉
  • 引き出し
  • フローリング
  • 風呂場
  • ストーブや扇風機

今は、100均ショップでも、セーフティグッズが販売されていますので、それらを活用するのも一つの方法です。

コンセントカバーや引き出しストッパー、家具の角に付ける衝撃吸収シート、ガラス扉にはもし割れても破片が飛び散らないように保護シートを張っておきましょう。

冬なら火傷をさせてしまいそうなものは、あらかじめ仕舞っておく方が無難ですし、夏の扇風機にも指を入れないようにカバーを付けてください。

フローリングの床は、孫が転んだ時に頭を打つと大変なので、滑り止めのマットなどを敷きます。

段差の大きいところには、ベビーゲートが必要です。

少し面倒ですが、これだけの準備をしておけば、祖父母の負担も少しは軽くなるはずです。

孫を預かる時の注意点について詳しく紹介した記事もあるのでぜひ参考にしてみてください。
【実践!孫育て】連休中や週末・平日も多い!楽しく安全に孫を預かる注意点を紹介

さあ、孫がやってきた!

次は、孫と楽しいおうち遊びです。

こんな遊びなら体力はいらない

孫が喜んでくれるけれど、じいじ・ばあばはそんなに疲れない遊びなら思いがけない怪我も防げます。

祖父母にとっては懐かしい昔からの素朴な遊びをしましょう。

しりとり

ある程度言葉を覚えた3歳頃からなら、しりとりがおすすめです。

とても単純な遊びですが、子供にとっては頭を使う刺激のある遊びになります。

孫が小学生なら、食べ物しばり・動物しばりにすれば,飽きずに遊んでくれるのではないでしょうか。

あっちむいてホイ

じゃんけんをして、勝った方が負けた方に指で上下左右のどこかを指し、負けた方が同じ方向を向いたら負け、という簡単な遊びです。

単純な割に盛り上がるので、孫も喜んでくれると思います。

ただ祖父母は、首を痛める可能性がゼロではないので、あまり興奮しないように気を付けてください。

粘土遊び

最近の子供向け粘土は、米や寒天、小麦粉で作られた安全なものもあり、1歳過ぎからでも遊べます。

孫にとっては、手指の発達や創造力を育てるという効果があり、祖父母にもあまり負担がかかりません。

折り紙

折り紙は、祖父母も孫にも手指の発達や脳への刺激など良い影響を与えます。

すっかり忘れてしまった折り方も、一生懸命思い出すことで、じいじ・ばあばの認知症予防につながります。

孫にいろいろな折り方を教えてあげれば、きっと楽しいですよ。

このほかにも、昔ながらの遊びを孫に教えてあげましょう。

単純な道具を使った遊びは、孫が普段触れることのない世界です。

じいじ・ばあばとの新しい遊びに、孫はきっと喜んでくれます。

他にも孫と遊べる遊びを紹介していますので、ぜひご覧ください。
孫との遊び方12選をご紹介!遊びで気を付けるポイントとは?

赤ちゃんを楽に抱っこする方法

まだまだ一緒に遊べない乳幼児のお世話は、また違った辛さがあります。

乳幼児を長時間抱っこしていると、肩こりや腰痛、腱鞘炎などが起きやすくなります。

これは母親にもよくある症状ですので、高齢の祖父母なら当然あり得ることです。

腱鞘炎を予防するためにも孫を抱っこするときは、出来るだけ楽な姿勢を取りましょう。

首がすわっていない赤ちゃんのうちは、頭からお尻までを包み込むような抱っこをしますが、その時もできるだけ赤ちゃんの体を自分に密着させて抱っこすると、少し楽です。

孫にミルクを与える場合は、枕やクッションを下におくと、手首やひじへの負担が軽くなります。

孫を布団やベッドから抱き上げるときは、特に注意が必要です。

不用意に抱き上げると腰痛を起こす原因になりかねません。

特に低い位置から抱き上げる場合は、出来るだけ孫に体を近づけて、立ち上がるときは膝にしっかりと力を入れてください。

首がすわってきた孫は、縦抱きをすることが多くなるかと思います。

縦抱きの場合は、孫の両足がM字の形に開いたまま、しがみつかせるような「コアラ抱っこ」という抱き方がおすすめです。

長時間抱っこをしなくてはいけない時は、抱っこ紐を利用して、出来るだけ立っている時間を短くしましょう。

腰痛や肩こり・膝痛にはストレッチがおすすめ

じいじ・ばあばにとって、大変な孫のお世話を、出来るだけ体に負担をかけずに行うには、普段からある程度の体力をつけておく必要があります。

大袈裟なことではなく、毎日の暮らしの中にちょっとした運動を取り入れるだけで良いのです。

特に腰痛や肩こり、膝痛予防対策としては、ストレッチがおすすめです。

無理は禁物、今のあなたができる範囲で大丈夫なので、まずは足のストレッチから始めてみましょう。

ストレッチは、深い呼吸をしながら行いますので、自律神経を整える効果も期待できます。

孫のお世話で疲労感や倦怠感を持っている方にもおすすめです。

腰痛や肩こり、膝痛は、筋肉がこわばっていることにも原因がありますので、筋肉をほぐすストレッチは、とても効果的です。

毎日少しずつ続けるうちに、次第に体が楽に動くようになったり、気持ちが晴れ晴れとしてくると思います。

基礎体力は大切

腰痛や膝痛が楽になって来たら、ウオーキングも取り入れてみましょう。

ウォーキングのポイントはこちらで紹介しています。
50代から70代、初心者のためのウォーキングおすすめ5つのポイント

こちらも無理は禁物です。

いつもより心持ち速足で、10分程度歩くことから始めてみてください。

体調の悪い時は、無理せずに楽しんで歩ける程度で結構です。

孫のお世話のためだけでなく、これからも心身とも健康に生きていくためにも、あなたのペースで体力をつけておきましょう。

どうしても辛い時は正直に伝える

可愛い孫のお世話はしたいけれど、体が辛くて無理な時は、正直に孫の親(子供)に伝えましょう。

これくらいの時間なら大丈夫、これ以上は無理など、具体的に話せば、親もわかってくれるのではないでしょうか。

もし、孫がある程度物事を理解できる年齢なら、直接孫に話してみても良いのでは?

孫のお世話を拒否するのではなく、じいじとばあばが今どんな状態なのかを話し、体力的に無理なことがあるのだとわかってもらうのです。

人はいずれ年を取ります。

祖父母は孫にとって、それを間近に見せ、学ばせる存在でもあります。

老いることは、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。 孫に思いやりや優しさというもの感じてもらうための良いきっかけと考えてみましょう。

まとめ:無理せず楽しく孫を迎えましょう

孫のお世話は、確かに大変ですが、やはり孫は可愛いものです。

後で辛くなるとわかっていても、つい無理をしてしまうこともあります。

でも、あなたが怪我をしてしまっては、結局孫や子供に心配をかけてしまうのです。

孫を迎えるときは、

  • 安全面ではできる限りの対策を立てる
  • 体に負担のかからない姿勢を心がける
  • 遊びに工夫をする
  • ストレッチやウオーキングで体力維持

これらを心がけて、どうぞあなた自身も孫と楽しめる時間を作ってください。

孫が来ると疲れると思ってしまう方は、下記の記事も参考にしてみてください。
孫が来るのは嬉しいけど辛い…孫疲れの五つの原因と対策を紹介!

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